せばまんつ、イスラエル。

イスラエル回想録

暑イスラエル 〜暑さは続くよ、どこまでも〜

1. ご無沙汰しております

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猛暑明けの地元の景色。涼しい風が気持ちよかった。

猛暑も終わり、季節は秋へ移り変わろうとしている今日この頃...

 

涼しいい〜。

 

前回の投稿から早3ヶ月。

 

筆者は避暑しておりました。

 

そう...去年の苦しみを繰り返さないべく。

 

太陽から逃げていました。

 

今回はイスラエルの暑さを皆様に訴えようと思います。

 

イスラエル🇮🇱


2. 暑い。帰りたい。

大学院のプログラムも終わりに差し掛かり、最後に受講したコース。

 

エルサレム王国:

 十字軍要塞」

 

内容はイスラエル国内にある十字軍の要塞跡を巡るフィールドワーク。5日間ほど日帰りで要塞を巡り、残り1日は室内講義。面白そうですよね。

 

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イスラエル北部にある十字軍要塞跡モンフォート城跡

 

十字軍と言えば、この映画を思い出す筆者。 

 

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映画「キングダム・オブ・ヘブン

[勝手に解説] ===============

妻子を亡くし、失意の中にいた若き鍛冶屋バリアンは、父ゴッドフリーの「キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)」を作りたいという理想を受け継ぎ、十字軍の騎士としての道を歩みはじめる……。

息子バリアン:

エルサレムに行くと罪を贖えますか。」

父ゴッドフリー:

「真の赦しはエルサレムにだけある。これは神の意図された旅だ。行け、エルサレムへ...。」

=====================

筆者は十字軍好きではないです。異教徒を殺戮し財宝を略奪、エルサレムへの道中ではユダヤ人の虐殺が行われたことも記録に残っています。本当に神様を愛していて、聖書の言葉を知っているなら、こんな酷いことはしなかったと思う。でも、この映画はその十字軍の二面性を描くと同時に、愛や平和について問題提起している点でお気に入りです。

 

こんな感じで、遺跡を歩きながら先生の解説を聞くスタイル。結構綺麗な景色も見れました。

 

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しかし、その週、イスラエルには 熱波 が。

 

フィールドワーク3日目に訪れていたイスラエル北部ガリラヤ地方では最高気温がなんと46度

 

それでも続くよ、要塞巡り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずケニア人の学生が倒れる🇰🇪

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

ハクナマタタ?

 

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筆者のケニアのイメージ。

 

まあそういうことです。ケニア人が倒れちゃうくらいの暑さ。

 

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筆者のロシアのイメージ。

次にロシア人が力尽きる🇷🇺 これは納得。

 

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そして、じわじわと精神的&体力的にも追い詰められて行く筆者。

ケニアが倒れたぞ汗!?!?!?!?)

 

風は吹いているけど 熱風 だし、

 

紫外線強い、

 

もはや痛い、

 

太陽が憎い〜〜〜

 

こんな暑さ...

 

溶ける。

溶けて消えてしまう〜〜〜。

 

わいは日本の北国から

遥々やってきたんじゃ〜〜!

 

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こんなところ。

ケニアもやられたやん〜〜〜

 

切実ニ、帰リタイ。

 

どうも自分は癖のある先生に遭遇する率が高いよう(過去のブログ参照)。今回の先生は

 石のしぇんしぇい&スタミナお化け

石マニアな先生。訪れる要塞跡にはそりゃ石がごろごろ転がっているわけだが、一つの石について話す時間が長い。どの時代のもので、特徴は....止まらん。「素敵」な石を見つけるたびに止まる。照りつける強烈な日差しの下で。暑さの中ずーっと立って話しているし、登山の時もどんどん歩いて行ってしまう(そして生徒たちを置いて行く←オイ)。なんでも普段は遺跡の発掘とかで外にいることが多いらしい。スタミナやばい。

でもね...

置イテ行カナイデ。

 

 

「顔、真っ赤やで!?」と友人に言われ、や〜な予感がした筆者😡

 余談:

イスラエルでは水を結構飲んでも、お手洗いに行く回数はさほど多くならない。ほぼ蒸発しているのかしら〜なんて考えていました。

 

暑さと先生の石トークになんとか耐え抜き、寮へ戻ったところ。肌がゴワゴワ。ナニコレ。20代のハリとツヤは何処へ?(元は大して綺麗ではない。)そしてズキズキと...痛んできたマイヘッド。

 

本気の HEADACHE(頭痛)

 

 人生★初★熱中症

 

Oh yeah. 全然めでたくない。ケニア人とロシア人と病院へ(この組み合わせw)。ケニアは重度で1週間入院した。

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点滴を受けた記念。(家族への報告用)

 

 3. 暑さは続くよ、どこまでも。

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夏の死海

1週間寝込み〜〜からの完全復活にはならず。少しでも無理をしたら軽い熱中症になるを繰り返す筆者。思い出す、最初のイスラエル留学。インフルエンザと貧血のダブルアッタク。あの時は確か2週間寝込んで、筋肉が一気に衰えた。久しぶりに歩いた時は、生まれたての子鹿状態。

 

んで今回は、授業が終わった直後に

キャンプ&ツアーが休みなくあるという。

タイミングの悪さ。

 

...行きましたとも。行きたかったんだもん。ただ行く所々、全部暑い。常に40度超え。一つ目のキャンプは何とか乗り越え、二つ目のツアーが...最初死んでいました。

 

↓↓このツアーはクリスチャンの若者に是非オススメしたい(勝手に宣伝始める)

 

Call to Zion ツアー(クリスチャン団体Bridges for Peace主催)

世界中からのクリスチャンたちと聖書の世界を旅する約2週間のツアー。18-20歳のクリスチャンで英語ができる方なら参加することができます。様々な国からのクリスチャンたちと知り合えますし、聖書の世界をリアルに体験することができます。今年も開催予定でしたが、コロナの影響で中止に。また開催されることを祈りつつ。

    youtu.be

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ツアーのコース(暑い場所

テルアビブ集合

ガリラヤ地方

死海・ネゲブ

エルサレム

テルアビブ解散

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ガリラヤ湖

再び ガリラヤ地へ。暑い。ここから再発する熱中症ヨルダン川で洗礼受ける直前に熱中症again。死海方面へ向かって南下する途中、ベテ・シャン熱中症again&again(遺跡 again もういやや)

↓ここからの写真はツアー参加者からお借りしたものです(というかプロ)

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古代に栄えた都市ベテ・シャン

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イスラエルのサウル王の死体が晒された場所でもある(1サム31:10)

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ローマ時代の半円形劇場跡

 

何のためにツアーに参加しているのか分からなくなる筆者。

(疲れてたねえ...)

ただ周りがとっても優しかった。ちょうど参加メンバーに看護師の子がいて脈測ってくれたり、荷物持ってくれたり、塩飴と塩っぱいお菓子分けてくれたり、ジュース買ってくれたり...本当に感謝。申し訳なさを感じさせない「優しさ」だったなあと。

 

そんなこんなんで、続く暑さとねっちゅーしょ〜。

 

4. 鹿が谷川の流れを慕い喘ぐように

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死海の側にあるエン・ゲディ

イスラエル北部から南下してきたツアー。死海エリアに突入。死海って暑いんだよ。しかも8月。夏真っ盛り。この日は死海の近くにある「エン・ゲディ」へ。聖書に登場する土地でもあります。

1サムエル23:29

ダビデはそこから上って行って、エン・ゲディの要害に住んだ。」

ここにあるダビデの滝」を目指して歩き始めました。

気温:40度超え(絶句)

 

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帰り道だけれど、こんな道を歩いていました。

滝までは乾いた岩地を30分ほど歩く必要が。オワター。

 

 

[ 筆者の心の叫び ] 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は渇く」

(分カル人ハ分カルネ。スミマセン。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまあ心で呟きながらも、途中で大きなアカシヤの木の陰で休んだり、小さな水流で足を冷やしたりと、所々で休息が与えらました。

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アカシアの木。木陰で動物たちが休んでいる。(写真お借りしました)

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そしてたどり着いた「ダビデの滝」。滝が水面を打つ音や、冷たい水にすっかり安らぐ筆者。帰り道にはなんと鹿も見ました。(いっぱいいた!)

 

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写真の左下に数頭いる。

詩篇42:1-2

鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。私のたましいは、神を、生ける神を求めて乾いています。いつ、私は行って、神の御前に出ましょうか。

 

エン・ゲディを歩いて、本当に自分を満たすもの、安らぎを与えるものって何かなって考えました(乾いてたものね〜主に体が)。お金や美味しいもの、良い家族や友人は本当に素晴らしいものだけれど、心の寂しさや何か言葉にできないような叫びを満たすことはできないんじゃないかなあと。(一時的には満たすかもしれないけど。)

 

聖書の神様は、私の心のうちを全て知ってくださっている。関心を持ってくださっている。乾いた喉が水によって潤されるように、この私を愛してくださる神様によって私は満たされる。苦しい状況を通ることがあっても、心は不思議と安らいでいる。そして「良い」神様だから、安心して信頼することができるんです。

 

正直、神様を信じても辛いことや悲しいことがある。貧しくなることがある。信仰の自由がない国では迫害されたり、殺されたりする事もある。でも、滝に向かう途中で休む場所が与えられたように、神様は安らぎを与えてくれる。そして共にいてくださるから、どんな状況でも心に不思議な「安心感」がある。「大丈夫だ」って思える。

 

さてさて。エンゲディを後にしたバスの中、体調がすっかり良くなっていたことに気づく筆者。オアシスで癒されちゃいました。わーお。せんきゅー GOD! 

 

5.  ヘルシーでありたい

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空の写真を撮るのが楽しい季節。

イスラエルに行くたびに体調を崩してきた筆者。帰国後、健康に以前より気を使うようになりました(痛い目に合わないと分からない奴)。ご飯をちゃんと食べて、甘いものに気をつけるように(相変わらず甘いものは食べるけど)。

 そう。甘いものを食べ過ぎていたんですな。例えば、チョコ板一枚とか普通に食べていた。ヌッテラも3日でなくなり、クッキーなんて一箱すぐ平らげてしまう。ついには人のケーキにまで手を出す始末(過去のブログ参照)。

light-matt5.hatenablog.com

 

そんなこんなで、無理のない程度に食生活を変えて、めっちゃ歩くようにしたら、

1年間で7kg落ちた。

高校の時と同じ体重になりました。身が軽い。そして一番嬉しかったのが、4年ほど悩まされてきた顔面ニキビがなくなったこと!(一生付き合って行くのだと諦めていた)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「太るのに時があり、

     痩せるのに時がある。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子に乗ってリバウンドしませんように。

 

おわり。

 

  

甘党イスラエル

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1. はじめに:「食べたけど?」事件

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実際に買ったケーキたち


 

とある冬のこと、筆者のめでたい誕生日に

 

父親がケーキを購入。

 

可哀想なことにインフルで寝込んでいた妹、

 

その日は食べず。

 

妹の分は冷蔵庫へ。

 

 

 

 

 

次の朝、妹はケーキを食べようと冷蔵庫を開けた。

 

 

 

 

 

妹:   ぬあい?

 

 

妹:「お母さん、私のケーキは!?」

 

 

母:「え。冷蔵庫に入れたよ?

   ...まさか。(何かを察する)」

 

 

(その頃、筆者はすでに大学へ戻っていた )

 

 

緊急電話:

「ねえ!私のケーキ食べたの、 おねえちゃん??!(怒)」

 

 

 

 

少しの沈黙

 

 

 

 

 

 

 

筆者: 「.....食べたけど?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやあ、ひどい。この人。

 

自分か。

 

 

 

 

筆者は甘いものが大好きでした。

(最近は歳のせいかマシになった。)

 

...病的に。

 

良し悪しの区別もつかなくなっちゃったり。

(いや分かってるか←本当に悪い)

 

2. 甘党イスラエル

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食べる前に撮影していた写真。このあと購入するも、あまりの不味さに捨てることになったドーナツ。他にも美味しくない市販のおやつとかあったけど、基本美味しいものしか写さない筆者のアルバムには写真がありませんでした...

 

さあさあ、こんなんでイスラエルに行った超甘党な筆者は当初打ちひしがれておりました。

 

イスラエルの市販のお菓子の不味さに。

 

そして、恋い慕っておりました。

 

日本の高クオリティー&安価なお菓子たちを。

.

.

.

.

.

最初は悲しみの底に沈んでいた筆者も

時間が経つにつれ

美味しいと思えるお菓子たちに

出会いました。

今回は筆者の独断偏見で、

美味しいと思った

イスラエルのお菓子たち

をご紹介。

 

ではでは〜甘党イスラエルの始まり〜〜

 

2.1. オズネイ・ハマン

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Cookie monster!! クッキーモンスターやん!!)

 

と某友人に言われるくらい、むっしゃむっしゃクッキーを食べまくっていた筆者。ドン引きー。クッキー、っていうか、小麦が大好きだったのです。糖尿病&小麦アレルギー予備軍か。

 

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クッキーモンスター。目がイッてる...。

 

このオズネイ・ハマンというクッキーは、ユダヤのお祭り「プリム」(エステル記のお祭り)で食べられるものです。丸くくり抜いた生地の真ん中に、チョコやジャムなどを置いて三角形になるように折って焼いたものです。これがうんまーーい!!牛乳と合います!ボリボリいけますん。

 

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バックミュージック:

「やめられな〜い、とまらな〜い♫カ○ビーのかっ○えびせん〜♫」

(筆者が美味しいものに手が止まらない時に脳内再生されている某有名CMソング)

 

 

 

美味しい美味しい言っておきながら、ここで一つ。


ヘブライ語で「オズネイ・ハマン」は

 

 

 

 

 

 

 

「ハマンの耳」👂

 

 

 

 

 

 

 

ふー・いず・はま〜ん?

 

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右端にいるのがハマン。

 

このお菓子が食べられるお祭りの起源が記されている、旧約聖書エステル記に登場する人物。

時はペルシャ帝国、大臣であったハマンがユダヤ人の絶滅を計画。 

ユダヤ人を憎み、絶滅しようと企んだ、

 

ザ・悪者。

 

 

 

ディズニーで言えば、この方たちのお仲間みたいな感じですかねえ。

 

 

 

 

 

 

 

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ゔぃらんず。

 

 

 

 

 

 

当時王妃であったユダヤエステルが王に計画を取りやめるように訴えたことから、計画は失敗に終わり、家族ともに処刑されます。ユダヤ人たちが絶滅の危機から救われた、このことを記念してみんなで...

 

「ハマンの耳」を食べます。

 

むしゃむしゃ。

 

美味しいよ。(ホラーになっちゃった。)

 

 

 

 

 

2.2. マカルー

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カロンのようなお菓子です。卵白、砂糖とココナッツパウダーなどを混ぜて焼いたお菓子。こちらもユダヤの祭りである「ペサハ(過越の祭)」で食べられます。

 

ペサハはエジプトで奴隷だったユダヤ人が脱出し、自由の民となったことを祝う祭りです。この祭りの期間、パン種(イースト菌や膨らまし粉)が食卓の上から宗教上取り除かれるため、お店ではパンやビールを置いていません。一昨年のペサハはエルサレムで過ごしたのですが、そこで面白い光景を目にしました。

 

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家の中にあるパン種を含むパンやパスタなどを取り出して燃やしていたよう。

 

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パン種を含む商品の棚に布がかけられている。

スーパーではパン、パスタ、クラッカー、ケーキなどパン種を使った製品のコーナーが布で隠されていました。飲食店でも、いつもとは違うメニューを提供するそうです。筆者はサンドイッチをある店で注文したのですが、無酵母のパンが使われていました。材料費がかかるのか、それともペサハの特別価格?なのか、美味しく無い上に普段よりずっと高かったです。

 

マカルーンは市場やベーカリーで量り売りされています。いろんな種類があり、中でもチョコが掛かったものやピスタチオのフレーバーが美味しかったです。コーヒーにとてもよく合います。

 

 

 

 

2.3. クナフェ

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イスラエルのものというより、中東では一般的なスイーツなのだそうです。チーズをカダイフ(小麦粉でできた麺状の食材)で挟み、両面をパリパリに焼いたスイーツ。出来立てにバニラアイスをのせて食べると、温かいクナフェの上でアイスが溶けて、それまあ美味しいこと。(うっとり)

 

ちょっと今思ったんですけど、

 

 

 

 

 

 

アイスって最強やん。

 

 

 

 

 

 

パンケーキの上にアイス。トーストの上にアイス。チェリーパイの上にアイス。メロンソーダの上にアイス。待てよ、フルーツに添えても合うやん(それはアイスが主役)。

 

 

アイス、

 

アイス、

 

アイス、

 

... アイス!!!!(開眼)

 

↓こちらも宜しければどうぞ〜 

light-matt5.hatenablog.com

 

クナフェをこよなく愛する某シンガポール人によると、家にクナフェを配達してくれるサービスもあるのだとか。ピザかい。

 

とにかく、できたてのクナフェは本当に美味しい。

 

個人的にはナザレの町で食べた屋台のクナフェが一番美味でした!注文を受けてその場で作ってくれるんです。

 

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銀色の容器に入っているのが材料。焼いているところ。



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裏返して、ほい!





  

 

うんまあ〜〜〜〜〜いいいっ!!!!( うるさあ〜〜いっ)

 

 

 

 

 

2.4. ハルヴァ

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ゴマ好きには堪らないお菓子。はるゔぁ。これも中東では一般的なお菓子です。練りゴマ、はちみつとナッツなどを練り混ぜたお菓子。かなーり濃厚です。こちらも、市場や専門店では量り売りをしています。スーパーでは小包装になっているものや、大きな塊で箱に入って売られているものがあります。

 

スーパーで購入できるハルヴァでぜひお勧めしたいのが、

 

 

これ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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固形になっている普通のハルヴァとは異なり、こんな形状になっています。

 

 

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ふわっふわ!

 

細く束になっているハルヴァで、舌の上ですぐに溶けていく感じが面白い!綿菓子みたいな食感でした。気をつけないと、こちらも止まらなくなります。(やめられな〜い、止まらな〜い♫)

 

 

 

 

2.5.  KREMBO(くれんぼ)

とっても美味しい!大好き!というよりも、ある友人の優しさを思い出させてくれるお菓子です。夜遅くまでヘブライ語の宿題をヒーヒー言いながらしていた時に、天使な友人が机の上にそっと置いたこのお菓子。

 

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天使な友人:

「これ知ってる?美味しいのよ。」(にっこり)


包みを開けてみると、チョコレートのよう。

 

天使な友人:

「宿題分からないところは手伝うからね!」

 

筆者:

「しゅ...しゅくらあ〜んっっ泣(うろ覚えのアラビア語)」

 

 

 

マシュマロクリームをチョコレートで包んだお菓子。くれんぼ。土台にはクッキーが敷かれています。何でも冬季限定商品なんだとか。(夏には溶けてしまうからかな..?)

 

 

 

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最初の留学で住んでいた寮でかなりのストレスを感じていた中、この子だけが唯一、常識がある、優しく気遣ってくれるルームメイトでした。熱心なムスリムでもありましたが、他のムスリムのルームメイトが若干アグレッシブである一方、彼女はとても柔軟な心の持ち主で、お互いの信仰について話すこともありました。

 

悲惨な状況の中でも、自分を気にかけてくれる人が一人でもいたら、何とかなるもんですね。くれんぼを見るとふと思い出す、温かな思い出でした。

 

 

 

 

 

3. イスラエルのケーキ屋さん

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エルサレムのkadoshにて

 

イスラエルのケーキ屋さんってどんなんなん?と気になっているでしょう皆様のご要望にお答えして(誰も言っていない)、最後に、エルサレムで大人気と噂のケーキ屋さんをご紹介。

 

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メニューブックにヘブライ語で「kadosh」と表記されている


店名 KADOSH(カドーシュ)

 

 

 

ヘブライ語で「聖なる」の意。

 

 

 

聖なる都?にある

「聖なる」ケーキ屋さん。

 

 

 

 

なんかご利益ありそう。←やめろ。

 

 

 

そんなカドーシュで注文してみたケーキがこれ。

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ピスタチオのマカロンがのっているタルト

 

イスラエルにあったんだ。こうゆうケーキ。(期待していなかった。)

 

てか、かわいい

 

kamoeartcenter.org

 

先日、浜松市鴨江アートセンターの素敵な企画「洋菓子・和菓子の”フォルム"のはなし」に参加させていただきました。中止になったイベントの代わりに、インスタグラムにお気に入りのフォルムのお菓子・和菓子の写真を投稿、そこにスタッフの方々が素敵なコメントをくださるという企画でした。そして、このケーキの写真を投稿したのですが、スタッフの方々のコメントが逸品でしたのでシェアします。

 

こんなコメント力欲しいいい。

 

投稿ありがとうございました、鴨江アートセンタースタッフCです。豪華なケーキですね!マカロンが力を合わせてケーキを支えているようで、生き生きとしたフォルムになっている気がします!よくよく見るほどにかわいいですね〜。

 

投稿ありがとうございます!鴨江アートセンタースタッフBです。ただでさえかわいい円盤状のマカロンですが、クリームやいちごと一緒になるとよりかわいらしさが引き立ちます。円盤=かわいいかたちというのも新たな発見でした!

 

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せやねん

 

かわいいねん。

 

んだんだ〜めんこいなあ〜。

 

でも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お値段が全然かわいくない。

 

 

 

 

これ一つで、約1200円(!?)。40シェケル。ご冗談で?!物価の高いイスラエルですが、他のケーキ屋さんに比べてもカドーシュは馬鹿高い。

 

 

 

値段もカドーシュな感じい?(←何を言っているんだろうか)

 

 

 

ただの学生な筆者は、衝撃的なお値段にビビりつつ、友人と半分こすることに。

 

 

 

お味は...

 

 

 

 

 

 

イスラエルでは美味しい方だけど、日本でこのレベルなら500円ぐらいで食べれそう。

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

日本は本当に素晴らしい。恵まれている。

 

コンビニのシュークリームとか、あれ一つで120円ぐらいってすごいよ、ほんと。

 

 

 

 

以上、エルサレムの人気店KADOSHからのレポでしたー。(雑に終わるな〜。)

 

 

 

 

4, さいごに

季節感も何もなく、好きなことを好きに(時には暴走しつつ)綴っている筆者にいつもお付き合い頂きありがとうございます。しかも、これまでに書いたブログ5つのうち2つは甘いものの話っていう...。段々と、イスラエルから脱線していきそうな予感...。食レポブログ...?「せばまんつ〜」とイスラエルトピックにお別れすることにはならないと信じて。あ、「せばまんつ〜」って秋田弁です。(今更感。)「じゃね〜」みたいな。

 

ではでは、せばまんつ〜!

 

 

でんじゃらすなクリスマス

どうも、去年からステイホームを極めている著者です。 

 

先日のとあるツイート。

 

「テレワークや自宅待機は『ニートになるにも才能がいる』ということを日本中に教えてくれた」

 

新たな才能を発見してしまったこの半年。

 

まあ、そんなこんなで、元気にリモワしてます。(ニートちゃうよ〜)

 

今回は(気分で)ベツレヘムで過ごしたクリスマスをご紹介したいと思います。季節的にかなり無理やり感ありますが、よろしければお付き合いくださいませ。

1. イスラエルでのクリスマス

 

なんとも良い響き〜。

 

なぜなら、クリスマスの主役である

イエス・キリスト

イスラエルで誕生している

んですね。

 

じゃあ、クリスマスの本場やん!

 

....って思うじゃん?

 

しかし

 

イスラエルのクリスマス感は、日本に比べてほぼ  

皆無。

 

最近でこそ、商業目的でのクリスマスバーゲンや友人とイベントとして楽しむためのクリスマスパーティーとして少しずつ一般的になってはきましたが(特に若者)、 キリスト教国でもない日本とさえ比べて、クリスマスの雰囲気はほとんどないです。というのも、クリスマスはユダヤ人にとって彼らを迫害し続けてきたキリスト教ーー異端の祭りと見なされてきたからです。

 

お店でクリスマスソングが流れ、町中がイルミネーションやツリーで飾られている日本の方が盛り上がっています。(クリスマスの本当の主役の姿はありませんが、、)

 

2. でんじゃらすなクリスマスーー2015

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ナザレのサンタさん。こわ。

 2015年秋に初めてイスラエルを訪れた筆者。その時期、イスラエル国内ではとある事件が立て続けに起きていました。刃物&暴走車テロ。パレスチナ人やイスラム教徒によるユダヤ人(または彼らにとって「ユダヤ人」のような外見をした人々)への無差別テロでした。てか、よくそんな時期によく留学行けたな。

 

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バス停への暴走車テロ対策のための鉄のポール


学期初めに最悪の場合は帰国もありえると通達があり、それこそ最初は緊張していましたが、幸いなことに大学があるハイファでは特にテロがなく、普通に留学生活を送っていました。そして、特にハイファから出ることもほぼなく、呑気に過ごしていた筆者はある日思ったのです。

 

クリスマスにベツレヘム行きたいわあ。

 

脳内お花畑。

 

そしてふと、

 

ベツレヘムってどこだっけ?

 

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Bethlehem って書いているのがベツレヘム

西岸地区(West Bank)

にございます。

 

西岸地区は国際連合からイスラエル占領地として考えられています。パレスチナ人(アラブ人)、ユダヤ人や少数民族グループが居住。そして、アラブ人のほとんどが第一次中東戦争イスラエルから避難したパレスチナ難民、その子孫です。ゆえにイスラエルに反感を抱く人が多く、イスラエルとの暴力的衝突も多い西岸地区はA・ B・ C地区に分けられており、ベツレヘムはA地区:イスラエルが撤退し、行政と治安がパレスチナ暫定自治政府🇵🇸によって行われています。

 

...ちょいデンジャラスな雰囲気。

 

同時期に、エルサレムでイギリス人(白人系)留学生が、外見でユダヤ人だと判断したパレスチナ人テロリストに刺される事件が起きてました。ちなみに、「ユダヤ人=白人」は偏見であり、ユダヤ人には黒人やアジア系もいます。おそらく、アラブ人の中にもそのような固定概念を持ってユダヤ人をイメージしている人が多いのかもしれません。

 

そんな感じにイスラエルパレスチナ間の緊張感が高まる中、「ベツレヘムでクリスマス祝いたいわ〜!」と脳内クリスマス一色になっていた筆者は幾人かの留学生たちとベツレヘムへ向かったのでした。その時はまだ「ユダヤ人=白人」な固定概念があった筆者の心のうち↓

 

「ワタシ、見た目アジア人だし。

刺されないべ〜。他の留学生、完全に白人だけどね。(よく行くわな〜)」

著者のダークサイド。

 

3. いざ、ベツレヘム

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ベツレヘム郊外にある羊飼いの野教会にて

 ヘブライ語で「パンの家」の意であるベツレヘムダビデ王(イスラエルの二番目の王様)の故郷でもあり、「ダビデの町」(City of David)とも呼ばれています。このベツレヘムイエス・キリストが誕生しました。

 

御使いは彼ら(羊飼いたち)に言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。...御使たちが彼らから離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは話し合った。「さあ、ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう。」

ルカの福音書 2:11, 12, 15

 

年間を通して世界中から多くの観光客が訪れており、PLOパレスチナ自治政府)の管轄にあるベツレヘムの経済は観光業で支えられているそうです。その中でもキリストの降誕をベツレヘムで祝おうと、クリスマスの時期には観光客の数も増加します。しかし、2015年のクリスマスはイスラエルパレスチナ間の緊張が高まっていたこともあり、普段よりも観光客が減少したそうです。

 

ベツレヘムに着いた私たちは、降誕教会(イエス・キリストが降誕したと伝えられる場所に建てられた教会)があり、クリスマス行事が行われるマンガースクエアへ。

 

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降誕教会と大きなツリー

 

普段より観光客が減ったとはいえど、それなりに人はいました。ちなみに、ベツレヘムは観光客が一番多く訪れるクリスマスが最も治安が良くなるそう。普段はいないパレスチナの兵士たちが厳重体制で会場を監視していました。よ...よかったあ〜〜〜〜〜。それでは、マンガースクエアの様子を少しばかり写真でどうぞご覧ください〜〜。

 

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お土産やさん。西岸地区はイスラエルよりも物価がずっと安い。

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ベツレヘム平和センター。トイレを借りるために入ったのだが、ここのは観光客が多いこともあってかきれいだった。次の日に訪れたベツレヘム郊外のあるトイレは見たことがないほど汚かった。比べて、イスラエルは基本的にどこでもトイレがきれいだと思う。

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クリスマスコンサート。開会式では初めにパレスチナの国歌斉唱があった。スクリーンには「パレスチナに自由を」とある。

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地元の教会のクワイヤーなど、様々なゲストが音楽を奏でていた。クオリティは...まちまち。

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コンサートを後に噂のスタバへ。露天も多い。赤いベレー帽を被ったパレスチナ兵士たちが巡回していた。

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以前の記事でも紹介したスタバ。公式なものではなく、観光客を目的に作られた偽スタバ。パレスチナの旗がついた限定マグもある。筆者はつい購入してしまったが、帰国時に空港で引っかかりそうな気がしたので友人にあげた。

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降誕教会でのイヴ礼拝に参加するPLOアッバス議長を待つ人々。

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ミサに参加するアッバス議長。(エルサレムポストより)

本当は降誕教会のイヴ礼拝に参加したかったのですが、事前にチケットの購入が必要だったそうで断念。降誕教会へはクリスマスの朝に行くことにしました。

 

警備態勢もしっかりとしていたので、特にトラブルはなくイヴを過ごすことができました。それでも、ガラの悪そうな少年たちが女の子をどこかへ連れて行こうとしたり、小さな子供達が観光客に物を売ったりと、少し治安の悪さや貧しさを時々垣間見ることも。そのことは、一緒にいた仲間と心を痛めて祈りに覚えさせられました。

 

そして結局、一番怖かったことといえは、全部の行事が終わった後に会場から少し離れた宿へ帰るときの街灯がほとんどない暗い道。女子4人だったしね。。

 

日本でのイヴはいつも教会で礼拝をもち、家族や友人と過ごす幸せな温かい時ですが、2015年のクリスマスイヴは異質でした。イエス様が生まれた町でクリスマスを過ごすことができる喜びよりも、ベツレヘムの予想外の現実を見ることで、どちらかと言うと「不安な」イヴだったのです。それでも、宿で留学生たちと一緒に聖書を開き、確かにこの町ベツレヘムで私たちのために救い主がお生まれになったことを思った時に、やっと、ベツレヘムでクリスマスを過ごすことへの喜びと感動がこみ上げてきました。

 

3.1. クリスマスの朝

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クリスマスの朝。

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メリー・クリスマ〜ス!!

 

クリスマスの朝、ベツレヘムは超快晴。降誕教会へ向かう途中、朝食にファラフェル(ひよこ豆のコロッケを挟んだピタパン)をいただいたのですが。。。4シェケルだったんですよ!!4シェケル!!!(約百二十円)

 

このファラフェルには大興奮。

 

だって、激安。

 

イスラエルで買ったら、(筆者が知っている範囲では)安くても10シェケル(約三百円)はするファラフェル。揚げたてのファラフェルはとっても美味しかったです。

 

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もりもり食べながらふと近くの建物を見上げると、

Jesus is the reason for the season 

訳:イエスがこのシーズン(季節)のリーズン(理由)だ

 

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上手い。座布団3枚あげちゃうっ。

 

サンタも、ツリーやイルミネーション、プレゼントも美味しいご馳走も、どれも本当に魅力的だけれど、イエス様なしのクリスマスなんて...「夏休みのない8月のよう〜〜🎶」。すみません。この横断幕を見た時、この一見商業的にクリスマスを祝っているようなベツレヘムにも、イエス様を本当に愛して降誕を喜んでいる人たちがいるのだと嬉しくなりました。

 

それでは、いざ、降誕教会へ参らん!

 

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礼拝堂

降誕教会が建てられている場所は、ギリシャ正教が4世紀始めからずっと守って来たそうです。

 

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エス様誕生の場所に埋められている銀の14芒星

3.2. クリスマス礼拝

降誕教会の次に向かった先は、ベツレヘムにあるルター派のクリスマスチャーチ。クリスマスのミサ(礼拝)に参加しました。なかなか素敵な外観の教会でした。礼拝には地元の信者だけでなく、私たちのように観光で訪れた外国人も多数出席していました。

 

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会堂

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クリスマスの聖歌を奏でるオルガン

4. びっくりベツレヘム

とってもお天気が良い中、感動的なクリスマスミサを持ちました。しかし、教会を出るとなにやら外が

 

騒がしい。

 

4.1. 誰の誕生日?

降誕教会がある広場へ行くと、何やら人だかりが。たくさんのアラブ人男性たちが横に並んでいました。写真よりも、ずっと多くの人たちがいました。そして男の人ばかり。

 

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次の瞬間。

 

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土下座。

 

 

 

 

ちゃうちゃうー。

 

祈り始めました。

 

生誕教会の向かいにはイスラム教のモスクがあったんですね。なにやら今日は彼らの尊敬するイスラム教指導者の生誕日だとか。そのための礼拝でモスクから溢れた人々が広場で祈っていました。

 

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マンガースクエアにあったモスク


エス様と同じ生誕日だなんて。一体誰の?

と調べたところ、

(12月25日はイエス・キリストの「誕生日」ではなく、「降誕記念日」です。)

 

 

 

Mawlid Al-Nabi  

 

 

まりうど・あん・なび?

 

 

なんと、

イスラム教開祖ムハンマド

の生誕日でした〜!

 

「まりうどあんなび」って、別名かしら?初めて聞きました。イスラム暦では2015年12月25日がムハンマドの生誕日だったのだそう。えいふぉー・くりすます?クリスマスの雰囲気は一体どこへ?そして異様な光景に戸惑った筆者は、まさかの事態に直面するのであった。。

 

4.2. タイヤ炎上

広場を後にし、ふと真っ青な空を見上げると。

 

黒い煙?

 

またまた通りが何やら騒がしくなってくる。火事かな?ちょっと見に行ってみようか(行くなよ...)、と仲間と一緒に煙が立ち上っている方角へと少し歩いて見ると、

 

 

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うっすらと黒い煙が見える

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さっきよりも大分黒い

 

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きゃ。



燃えとる!いや、燃やしてる!?

 

よく見たらタイヤが燃えてる。何か叫んどるし、え、こわ。

 

流石に危機感を覚え、周りで同じように立ち見をしている人たちに尋ねると。

 

「デモよ。

イスラエルに対するね。」

(同じく立ち見していた白人の女性。観光客?)

 

「ええ〜〜〜〜...ゔぁいおれんとぉ...」(そのまま野次馬になる筆者)

 

毎週金曜日の正午頃にモスクで行われるイスラム教徒の大規模な集団礼拝が、そのままイスラエルの入植地問題などに対するデモ、イスラエル治安部隊との衝突、治安の悪化へと繋がるそう。私たちはその場面に偶然にも遭遇してしまったという訳です。少し離れた場所から見ていましたが、デモに参加する人々の怒りや憎しみを感じさせられました。金曜日に西岸地区はちょっと気をつけませう。

 

4.3 分離壁

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ブラピ。

 

じゃなくて

 

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壁。

 

ウォール。

 

YEAH

 

※次、 閲覧注意(ま、大丈夫か。。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ワールドウォーZ(ゾンビ)

 

この間見たゾンビ映画に影響されまくりです...すみません。

 

突如発生した謎のウイルスが瞬く間に世界中へ広がる中、なぜかイスラエルは事前にゾンビ情報を知っていたので国境に壁を作っていた。なんか見た目が完全に「進撃の○人」イスラエルは難民も受け入れていたので、エルサレムに到着した人々(ユダヤ人やムスリム、クリスチャン)は生き延びて聖地に到着したことにテンションが上がり、歌うわ、踊るわ。しかし、壁の外にいたゾンビたちがその爆音に反応し、壁をよじ登り、ついに突破されーーーイスラエル、壊滅。

 

なかなかツッコミどころ満載な映画ではありますが、おもろいよ(適当)。ステイホームな皆さん、ぜひどーぞ。

 

なんか映画紹介になっちゃったけど、西岸地区とイスラエルの間にある分離壁も見てきました。おそらく、この映画に登場する対ゾンビの壁はイスラエルを皮肉っているものと思われます。

 

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1948年の建国以前からテロに苦しんできたイスラエル。自爆・爆弾テロによる被害がピークに達した2002年を機に分離壁の建設が始まりました。それ以降テロは徐々に減少し、パレスチナからのテロリスト侵入を防いでいます。

 

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当事者ではない日本人の筆者がイスラエルパレスチナ問題に意見することは控えたいと思いますが、イスラエルパレスチナのどちらもが苦しみを感じていると思います。それぞれに言い分があり、絶対にどちらが悪いとも言えないのです。いつか、互いに許し、愛し合うことができる真のの平和が訪れることを祈ります。


5. さいごに

クリスマスにはベツレヘム郊外にある2つの教会にも訪れていました。写真を少々。

羊飼いの野教会

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天使の大群が訪れ、羊飼いたちにキリストの誕生を告げたことを記念して建てられた。フランシスコ会の教会。
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右は、キリストが誕生したと言われる洞窟。「馬小屋の飼い葉桶」に生まれたと多くの人が(筆者も含めて)イメージするが、当時のベツレヘムの地理的条件からすると、馬小屋ではなく人々の生活と密接であった洞窟だったとされる。

ミルク・グロット

 

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ヘロデ王による幼子の虐殺」の間、エジプトに逃れるキリストの家族が隠れていた場所と伝えられる場所にある教会。とある伝承によれば、夫婦間の不妊を癒しがあるそう。ご利益ですな。

 

 

さてさて、波乱万丈に富んだ、そりゃもう心臓に悪い2015年クリスマス in ベツレヘム☆でした〜。

 

その3年後にイスラエルで迎えることになった2度目のクリスマス。

 

何やってたん?

 

ーーー

もうベツレヘムはいいや☆

 

と、イヴはナザレ(大学から近い)でクナフェとアイスを食べ、クリスマス当日は友達と集まってクリスマスの賛美を歌ったり、ジンジャークッキー作ったりしましたー。あ、韓国キンパも。美味しい美味しい幸せ&安全なクリスマスでしたとさ☆ちゃんちゃん。

 

 

ハイファ大学

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ハイファ大学のロゴ。上からヘブライ語、英語、アラビア語で「ハイファ大学」と書いている。


イスラエルのハイファには国立大学が2校あります。テクニオン・イスラエル工科大学とハイファ大学です。両校に英語で授業を受けることができるインターナショナル・スクールが附属しており、著者はハイファ大学のインターナショナルで留学していました。今回はハイファの町とハイファ大学インターナショナル・スクールをご紹介したいと思います^^

 

イスラエル留学に興味がある方の参考になればと思います。

 

ハイファ大学インターナショナル・スクールHP(英語)

uhaifa.org

 

ご近所のテクニオン大学については、友人が書いたこちらの記事をご覧ください。他の記事でも、まさに「生」なイスラエルを垣間見れますよ〜。

 

 

 

1. ハイファ

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ハイファの町

留学先の大学は青々とした地中海を臨む、イスラエル北部の港町ハイファにあります。港町ということもあってか、内陸の山にあるエルサレムの重々しい雰囲気とは異なり、開放的でのんびりとした町です。イスラエルではテルアビブ、エルサレムに続いて3番目に大きな都市であり、ユダヤ人、ムスリム、クリスチャンがお互いを尊重して平和に共存していることから「平和都市」のモデルケースとしてしばしば紹介されます(本当かはさておき。)

 

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矢印が指しているのがハイファ

 ここからは少しハイファのお写真をどうぞ。

 

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アラブ・ユダヤ文化センター

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ハイファのビーチ

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バハーイ・ガーデン(バハーイ教の聖地)

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市場

 ...なんか全体的に写真が青い。天気が良すぎ。

 

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ティコティン日本美術館。日本映画も上映(写真は4年前に上映していた「海街diary」)。

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みんな大好きIKEAもあるよー!

 

山を開拓して家々や道路が作られているので、ハイファの町は坂が多いです。1年ぐらいれば足腰が強くなるかと思いきや、....めっちゃ悪くなりました(激弱)。

 

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チーズをカダイフ(小麦粉で出来た麺状の食材)で挟み、両面をパリパリに焼いたスイーツ。

クナフェっていう中東スイーツがあるんですよ。ある日、隣町にあるクナフェが美味しい店へ行こうと誘われ「近いし歩いて行けるわ〜」という言葉を信じ、ウキウキしながらついていった純粋無垢な筆者。


...歩いても、歩いても、辿り着かない。

 

2時間ぐらい歩いたけど、

着かない...だと...!?

 

その日、筆者は教会で礼拝がありヒール👠を履いていたんですね〜。ヒールで山道、坂道を5-6km歩くとそりゃ足がおかしくなりますわ。

 

さすがにヒールでは歩けなくなり(よく耐えたな)、途中にあったスーパーでサンダルを探すも見つからず、唯一置いていたのが...

 

 

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写真撮っておけばよかった。こんな感じのふわふわスリッパでしたー。

 

室内用ふわふわスリッパ。マジか。

 

めっちゃ嫌でしたよ。でも裸足よりかはマシだろうと買いました。

 

「何でバスとかタクシーに乗らんかったん?」

 

その日はザ・「安息日」(ユダヤ教の戒律で何もしちゃいけない日。交通機関も止まる。)安息日でもバスが何本か走っているハイファなのですが、歩いていた地区はバスが通らないエリアだったのです。タクシーもあったけど、なぜかケチった筆者←。

 

足の痛み、後悔の念、ふわふわスリッパの羞恥心、

多大な犠牲を払って食べたクナフェは...

 

普通でした。

ナンジャコリャ。

 

全てを返して欲しい。

(美味しいお店のは本当に美味しい。筆者はクナフェ好き。)

 

結局、往復11kmほど歩いて寮に帰り、それから数ヶ月右膝が上がらなくなったとさ。 

 

イスラエル、歩ける靴必須。というわけで、2回目の留学ではペタンコ靴しか持って行かなかった筆者でした(もはやトラウマ)。

 

2. ハイファ大学            

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大学のHPで使われている、一番アングルがいい写真。

とある会話 w/ 母 

 

母:「留学していたハイファ大学って、確か有名な山の上にあったよね〜〜」

 

著者:「うん〜(スマホいじる)」

 

母:「えっと〜メルカリ山だっけ?」

 

著者:「うん〜....はい?

 

メルカリ山?!

 

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著者&家族が大好きなメルカリ様

 

いんや。カルメル山です^^

 

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右手に見えるのが大学

天然な母はさておき、大学はお山(標高546m)の上にございます。その名も、カルメル山。聖書を読んだことがある方は「おおーーーっ?!」と大興奮?イスラエルは至る所に聖書の地名が出てきます^^

 

TO: 「???」な方々

クリスチャンが大好きな本に登場するお山⛰なのですよ〜〜〜(以下参照⬇︎)

 

エリヤは言った。「私はイスラエルに災いをもたらしてはいない。あなたとあなたの父の家こそ、そうだ。現に、あなたがたは主の命令を捨て、あなたはバアルの神々に従っている。今、人を遣わして、カルメル山の私のところに、全イスラエル、並びにイゼベルの食卓に着く、四百五十人のバアルの預言者と四百人のアシェラの預言者を集めなさい。」そこで、アハブはイスラエルのすべての人々に使者を遣わして、預言者たちをカルメル山に集めた。

 (第一列王記18:18-20)

 

世の誘惑からは完全隔離されたカルメル山。学生達は日々勉学に励み、ついには悟りを開いちゃうのでした〜(うそぴょん←ちょっと古い)。

 

ハイファ大学、山にあるので便は良くないです。インターナショナル・スクールで学長を招いて学生のオピニオンを聞くミーティングがあったのですが、「何もない!」みたいな意見が結構出ていました(何もなくはない)。勉強には最適な環境ですが、リフレッシュするには工夫が必要かもです。

 

2.1. インターナショナルスクール

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ハイファ大学は世界52カ国にある大学と協定を結んでおり、毎年交換留学を行っています。日本にも協定校があり、同志社大学早稲田大学九州大学秋田大学 などがあります。インターナショナル・スクールは以下のプログラムを提供しています。

 

・留学(1年間 / 1セメスター)

修士プログラム(1年 ) 

・語学留学(ヘブライ語アラビア語

・サマープログラム

 

筆者は1年間の交換留学、そして1年間の修士プログラムに参加しました。それぞれプログラムの内容を紹介したいと思います。

 

2. 1. 1. 交換留学

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ヘブライ語の授業にて(メモ用)

授業はイスラエル近代史、イスラエル文学、アラブ・イスラエル関係史、グリーンエネルギー、テロリズムや核保有などに関するイスラエルを理解する上で役立つようなものや、その他にヘブライ語アラビア語を学べるプログラムがあります。週末のフィールドトリップも充実しており、イスラエルの主要な場所には大体訪れることができました。

 

留学生はアメリカ人が一番多かったです。その次に、ヨーロッパとオーストラリアからの学生。アジアからはほとんどいませんでした。

 

交換留学の良い点は、日本の大学に支払う授業料で海外の大学プログラムを受講できることです。

 

仮に協定校でない大学からハイファ大学に留学すると、1年間のプログラム料金は11,700US$*(授業料、旅行費、設備費、健康保険を含む)+ 寮費(3種類あり)。一番安い寮を選択しても1年間で約150万はかかります。その上に渡航費、海外旅行保険、食費や交通費なども必要です。

* 2019-2020年度の授業料(大学HPより)

しかし、協定校からの交換留学だとプログラム料金以外が自費になり、ハイファ大学から奨学金をもらうことも可能です。ちなみに、海外で言う「奨学金」は日本とは異なり「給付型」です。返済する必要がないのです。以下がハイファ大学が出している奨学金です。

 

・学長奨学金

GPA3.8以上や留学中のボランティア参加などが条件。

・ニード型奨学金(Need-Based Scholarship)

経済的困難を抱える学生のため。

・特定の協定校からの留学生への奨学金

筆者が受給した稀な奨学金です。ハイファ大学と筆者が在籍していた日本の大学の協定関係を記念して出されました。これで寮費と生活費をカバーすることができました。留学生を定期的に送り出している日本の協定校であれば、ハイファ大学が喜んで特別奨学金を出す可能性があります。

 

奨学金に関しては、学長に直談判という手もあるそうです。(イスラエルでは交渉はアグレッシブにいった方が良いです。余談ですが、アジア人は結構舐められます。勇気を出して強気で行きましょう〜。)

 

2.1.2.  修士プログラム

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北部の十字軍要塞でのフィールドトリップ

インターナショナル・スクールでは17の修士課程を提供しています。

 

  • 教育学、外交学、近代ドイツ&ヨーロッパ学、グローバル・グリーン(MBA)、公衆衛生学(MPH)、ホロコースト学、イスラエル学、ユダヤ学、海洋文明学、国家安全保障学、平和学、考古学、国際関係学、海洋地質学(MSc)、インターナショナルMBA(アジアに特化)、統計学、海洋生物学(MSc)

 

筆者はユダヤ学を専攻しました。主に聖書時代〜現在のイスラエル史、聖書、ユダヤ文学、芸術や哲学などの授業を取ることができます。実はイスラエル学と授業が重複しているので、学位修得条件はやや異なりますが、内容はほぼ同じです。また興味があれば、他の課程の授業に参加することもできます。

 

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炎天下での十字軍要塞巡り。筆者はこの後熱中症で寝込みました。

気になる費用は...

プログラム料金11,130US$*(授業料、設備費、健康保険料込み)+寮費(月465US$)

1年間で約180万円かかります。プラス渡航費、海外旅行保険(筆者は入らなかった)や生活費は自費です。*2020-2021年度修士プログラムの料金

 

しかーし、ここでも奨学金ゲットのチャンスが。

 

・ニード型奨学金(Need-Based Scholarship)

・各課程からの奨学金

授業料全額または一部を免除。

イスラエル政府奨学金

http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/israel/scholarship_il/

850US$/月給付、授業料全額または一部を免除、医療保険

 

日本人だと競争率が低いのでかなりオススメです。筆者はハイファ大学とイスラエル政府からの奨学金をいただき、渡航費、寮費、生活費と授業料(残りの2割 )が自費。そのうち、寮費と生活費のほとんどを貯金と毎月の給付金でカバーできました。海外で修士を取るにはかなりお得だと思います。

 

2. 2. 気になる寮

 留学生活の要でもあると思うんです。寮。

1度目の留学で、かなりストレスフルだった寮生活。

一番安い寮が:二人一部屋、六人でキッチン、シャワー、トイレ共用。しかも、留学生の場合は部屋の相方が誰か分からない。筆者の場合...ルームメイトがアメリカ人留学生、同じアパートの住人は私たち以外ムスリム。彼女たちの文化や生活を学びつつも、生活リズムが合わない...!!!! なぜか夜になるとパーティーが始まるんですよね。音楽鳴らし、おしゃべりし、友達も来るわ。

 

勘弁。

 

と言うわけで、2度目の留学が決まったとき「今度は絶対に一人部屋だわ」と心に決めていたのでした。結果、よかったです。一人一部屋、キッチンとリビングを三人で共用。一つだけ汚い部屋があり、そこには誰も入らなかったので大抵は二人か、自分一人がアパートに住んでいました。ルームメイトは入れ替わりが結構あり、韓国人、イスラエル人、オーストリア人、イギリス人。皆さん大人だったので、快適に静かに過ごせていました。

 

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リビング

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キッチン(冷蔵庫と電気コンロは付いている、電子レンジはあったらラッキー。筆者は近所のゴミ捨て場から拾ってきました。)
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2. 3. 国立公園

 大学のすぐ隣にはカルメル国立公園があります。ハイキングコースも豊富で、週末には家族連れでピクニックやハイキングに訪れる人が多いです。春には色とりどりの花々が咲きます。この公園から見る地中海に沈む夕日も素敵です。リフレッシュしによく行っていました。

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 2. 4. お気に入りベスト3

〜キャンパス探検〜

1、Student Building 

インターナショナル・スクールのオフィスや語学学校が入っている建物です。ここから見る夜景はとても綺麗です。

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屋上やテラスからはハイファの町を一望することができる

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ハイファの夜景

2、図書館

かなり広いです。たまに猫が侵入しています。大きな窓の外にはハイファの町と地中海が。

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図書館入り口

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受付カウンターやPCスペース

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ハイファの景色を眺めながら勉強できる(ガチで集中してたら、そんなん気にしないよね。。)

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図書館の中庭

3、アロマ

イスラエル版のスタバ的なコーヒーショップ。イスラエルにはスタバないんですよー。ベツレヘム(西岸地区)には偽スタバがございます(写真あり)。

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ハイファ大学のアロマ(町のアロマより値段が若干安い)

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アロマのロゴ。ヘブライ語で「アロマ・エスプレッソ・バー」。

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左のカウンターで注文して、右で受け取る。

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電源もある。店員も特に気にしないので、かなり長居できる。

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コーヒーを頼むと小さなチョコが付いてくる。写真では隠れているが。

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おすすめは「アイス・アロマ」。コーヒーシェイクのような飲み物。甘い。

[ おまけ ] 偽スタバ in ベツレヘム

ベツレヘムイエス・キリストが生まれた町だよ。

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クリスマス・イヴのベツレヘムにて

2. 5. さいごに

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地中海沖にあるマーガン・ミハエルで発見された2000年前の舟

書き忘れてたこと。ハイファ大学には結構いい感じの考古学博物館があります。上の写真のような貴重な展示物があって、なかなか良い感じです。入場無料だし。良いっていえば、この舟が展示されている部屋は結構広い上に、夏はしっかり冷房が効いているんですよ。普段はほぼ人がいないので、避暑地になります(なぜか座布団もあった)。

 

Hect Museum, University of Haifa 

https://museums.gov.il/en/museums/Pages/hecht.aspx

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大学の建物(エシュコル・タワー)。建国71周年を記念して。

イスラエル留学に興味がある方のご参考になれば幸いです〜。

あーお腹すいた。

 

ではでは、この辺で。

 





 

 

イスラエルはネス: ב


1. イスラエルの学び

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イスラエル博物館にて。第二神殿模型。

その頃、両親と共にイスラエルに関する学びを始めていました。そして、以前は少し遠く感じていた聖書における、また現在における「イスラエル」や「ユダヤ人」がいかに自身と関係があるのかを知り始めたのです。

筆者は長い間、旧約聖書に記されている「イスラエル」を今日の「教会」や「クリスチャン」に置き換えて読んでいました。ですから、現在の「イスラエル」や「ユダヤ人」は神様の選びにはもはやなく、彼らはもう愛されていない、と心の奥で何となく思っていました。この考え方を神学用語で「置換神学 (Replacement Theology)」と言うそうです。

興味ある方はこちらを参照ください。

 

ティーチングレター「置換神学とは? Part-1」|B.F.P. Japan

 

しかし、実はこの解釈には矛盾が生じ、聖書を正しく読むことが困難になります。

例えば、筆者の好きな御言葉:

私(主である神)の目にはあなたは高価で尊い、私(主である神)はあなたを愛している。 イザヤ書43:4

このイザヤ書の言葉はそもそも、神様がユダヤ人の預言者イザヤを通してイスラエルの民、つまりユダヤ人に語ったものでした。しかし、仮にイスラエルがもはや神の選びではないとしたら、この言葉はイスラエルユダヤ人にもはや適応されません。

聖書の神は、自らの言葉を容易く覆されるような不誠実な神なのでしょうか?

あなたがたの周りに残された諸国の民も、主であるわたしが破壊されていたところを建て直し、荒れ果てていたところに木を植えたことを知るようになる。主であるわたしが語り、これを行う。 エゼキエル36:36

わたし(主である神)のため、わたし(主である神)のために、わたし(主である神)はこれを行う。どうしてわたしの名が汚されてよかろうか。わたしの栄光を、ほかの者に与えはしない。  イザヤ48:11

主よ、あなたは私の神。私はあなたをあがめ、御名をほめたたえます。あなたは遠い昔からの不思議なご計画を、まことに、真実に成し遂げられました。

イザヤ25:1

聖書の神様は神であるがゆえに、その御名のゆえに、必ず自らのことばを成し遂げる方です。

今日もイスラエル、そしてユダヤ人は神様の選びであり、神様の彼らに対する愛は変わることがありません。そして、イスラエルによって素晴らしい祝福が全世界へと広がっていきました。

イエス・キリストイスラエルユダヤ人として生まれました。イスラエルにて救い主が誕生し、その救いが全世界へとユダヤ人を通して広がっていきました。そして、イスラエルから遠く離れた日本に生まれた筆者も、その恩恵にあずかったのです。


2.「... 導きを感じませんか?」

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エルサレム旧市街地の聖墳墓教会にて。キリストの墓とされる場所に立つ教会(諸説あり)。

偶然にもそのようにタイミングが重なり、筆者にとってイスラエルは何か特別な、憧れの存在になっていきました。そして「イスラエルに行きた〜い!」という思いが溢れてきたのです。

しかーーーーっし、甘くはないぞ「海外留学」(本日2回目)。両親は経済的なサポートはほぼ不可能(行くのは大賛成)。どうやり繰りしようか悩んでいた矢先、大学の先生が

イスラエルの大学から奨学金出るヨ〜返還不要のやつ〜」と。

彼のことは「にゃー先生」と呼ぶことにしましょう。なぜなら、大の猫好きで一人称が「我輩」。会話の中に時々「にゃー」とか入れてくる。なかなか濃い先生との出会いが多い筆者。

そして、にゃー先生は微笑みながらおっしゃった、

「神様の導きを感じませんか?」

にゃんと。

 

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エルサレム旧市街地にて。イスラエルは猫大国でもある。

にゃー先生は筆者がクリスチャンだと知っていました。しかし、先生は自称「曹洞宗」。そんな彼の口から出た言葉に驚くと同時に、筆者も何かイスラエルへの道が開かれつつあると感じていました。

にゃんとか(おっと)条件をクリアして奨学金をいただき、イスラエルの大学に約一年交換留学に行けることに。 この奨学金は毎年出されるものではなく、大学が協定校としての関係を感謝し、その年だけご好意で出してくださったのです。

何というタイミング!授業料と寮費を全てカバーしてもらい、お釣りもでることに。必要なものが全て備えられていました。

そして大学3年生の秋、イスラエルへ飛びました。


3. ネス。ーすなわち、奇跡。

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留学先の寮にて。

日本とは言葉も文化も、何もかも異なるイスラエル安息日にバスがなく13kmの道のりをヒールで歩いたり(途中から室内用スリッパ)、宗教的なムスリムのルームメイトたちと寮生活したり、西岸地区でアラブ人の過激なデモに遭遇したり、なかなか楽しい留学でした。生きる力と忍耐力が少しはついた気がします。

 

ーーーこれじゃあ、何かフツー。

 

....それ以上のものがあったんですって!

何てったって、イスラエルという国そのものが

「奇跡」なのですから。その歴史を辿る時、神様の存在、イスラエルの選びを確信します。

 

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約1900年前にローマ帝国によってエルサレムは崩壊。その時に多くのユダヤ人たちは世界中へ離散していきました。それから非常に長い間、国を持たない民族として離散先でコミュニティーを形成し、いつかエルサレムへ戻ることを夢見ていました。しかし、この離散の間、ユダヤ人は必ずしも安心して暮らすことができていた訳ではありません。ユダヤ人であるがゆえに差別され、酷い迫害を受けてきました。

 

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そして、ユダヤ人への差別と憎しみが最高潮に達したのが、約600万人のユダヤ人がナチス・ドイツによって虐殺されたホロコーストでした。

彼らの夢、祖国への帰還がもはや消え失せたように思えた時、奇跡が起こりました。

 

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イスラエル建国を伝える記事。

1948年のイスラエル国の建国 です。

聖書にはイスラエルの再建が約束されていました。様々な箇所がありますが、例えば、以下の箇所。

 

わたしは、あなたがたが国々の間で汚したわたしの大いなる名が、聖であることを示す。あなたがたが彼らのただ中で汚した名である。わたしが彼らの目の前に、わたしがあなたがたの内で聖であることを示すとき、国々は、わたしが主であることを知る。ー神である主のことばー。わたしはあなたがたを諸国の間から導き出し、すべての国々から集め、あなたがたの地に連れて行く。

エゼキエル36:23−24

 

聖書の言葉がまさに実現しました。

 

国連でパレスチナ分割案が決議された後、イスラエルは独立を宣言。その直後、反対するアラブ諸国5カ国との戦争(第一次中東戦争)が勃発しますが、イスラエルは圧倒的武力の差にも関わらず、勝利を収めます。またまた、奇跡が起きたのでした。

 

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エルサレムにあるクネセット(国会)

 今日、イスラエルは「世界でただ一つ、ユダヤ人が安心して暮らせる国」という信念のもと、ロシアをはじめとする世界100カ国以上の国々から、帰還民を受け入れています。

 

また、イスラエルは年間を通してユダヤ教のお祭りがとても多いです。それらのお祭りは役1900年前にエルサレムがローマ軍によって破壊され、ユダヤ人たちが世界中へ離散していった時に消滅したのではなく、再建されたイスラエルで今日も祝われています。その光景を実際に目にしたことは、奇跡を目の前にしているような鳥肌ものの体験でした。

 

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嘆きの壁へ向かうユダヤ人の子供たち。エルサレムにて。

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嘆きの壁にて。

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過越の祭り(Passover / Pesach ) の晩餐会 (seder)にて。

4. 愛されていることを知った時

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地中海に沈む夕日。カルメル山より。

筆者は美しい壮大な自然界を見るとき、神様の存在を感じます。空にある太陽、星々や月。彼方まで青々と広がる海。季節ごとに咲く色とりどりの花々。自然界を眺めるときに何か心が癒され、それらを創造した神様の壮大さが迫ってきます。

はじめに神が天と地を創造された。 創世記1:1

天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。 詩篇19:2

イスラエルとの出会いは、筆者の人生における神様との第二の出会いでもありました。

イスラエルの歴史を学ぶ時、聖書の神様が絶対に存在することを知り、聖書の御言葉がより現実的なものとなります。筆者が小学生の時に出会った神様はどちらかというと、とても個人的な方でした。しかし、イスラエルを通して出会った神様は歴史に民族に働きかけられる壮大な神様でした。

筆者の信頼する神様が、確かに約束を守ってくださる方であることを、歴史的事実から、また個人レベルの日常生活から知った時、更にこの方への信頼が増しました。そして、イスラエルをここまで愛する神様が、同じ愛で筆者のことも愛している事実に胸が震えたのです。

"When we know we are loved, the courage we need to resist depression and sadness wells up from inside us." by anonymous 

(「私たちは愛されていることを知った時、失望や悲しみに立ち向かうために必要な勇気が、私たちの内側から湧き上がってくるのです。」)

 

5. 最後に

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3月のカルメル山にて。

イスラエルとの出会いを回想することで、今日まで助け導かれてきたことに感謝する時を持つことができました。

実は1度目のイスラエル留学から2年後、今度はイスラエルの大学院へ留学しました。その際、返還無償の奨学金を二ついただき(奇跡)、今度はまた違う側面からイスラエルを見る機会が与えられました。これまでの人生でおそらく一番楽しく、素晴らしい時だったと思います。

昨年帰国し、それから様々なことが身辺で起こりました。喜びや楽しみがある一方、とても理解できないような悲しみにも直面しました。この世の中の理不尽さや明日がどうなるかさえ知ることができない人の儚さを思いました。今だに処理しきれていない自分がいて、「神様、分からないよ...」と疑問を持ってしまうこともあります。

そんな筆者にとって、この機会は神様の存在と愛をもう一度確かめる作業でもあったのだと思います。愛してくださる神様にあって、これから先どんなことも乗り越えることができるのだと信じたいです。

最後まで筆者にお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラエルはネス : א

筆者の故郷は冬に雪がたくさん降ります。そして積もりに積もります。

  

しか〜し、今年の冬はいつもと違ったのです。

 

暖冬。

 

雪が ...「ナイ」。

 

大丈夫かしら地球。。。

 

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実は、イスラエルでも雪が降ります。スキーもできちゃいます。北部のレバノン・シリアとの国境にあるヘルモン山(標高2,814m)にて。そう、イエス・キリスト預言者エリヤ、モーセが会見をしたあの「ヘルモン山」でございます(マタイ17:1-19、マルコ9:2-8、ルカ9:28-36)。また、現在はスキー場、そしてIDF(イスラエル国防軍)のレーダー基地があります。

 

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雪が多い時のヘルモン山スキー場

 

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「聖地でスキーを!」

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山頂にあるIDF(イスラエル国防軍)のレーダー基地

 

イスラエルを初めて訪れる前は、「イスラエル」=「砂漠」というイメージを抱いていた筆者。

 

確かに、国土(四国とほぼ同じ大きさ)の60%以上が砂漠であり、乾季(夏)は空気が乾燥している上に気温が高い。日光が痛い。けれど、実際は雪も降るし、緑もある程度豊か。美しい地中海、緑豊かな山や森、ガリラヤ湖死海や砂漠など様々な自然を楽しむことができる不思議な国です。

 

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(左)死海 (右)荒野
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(左)森の花々 (右)地中海

 

雪も降っちゃうイスラエル。その季節や特徴を簡単にまとめてみました。気になる人はどうぞ。

・典型的な地中海性気候

・季節は乾季の夏と雨季の冬の2つ

・乾季には一切雨が降らない

・雨季には雨が降るが、雨量は地域によって異なる

・標高差が大きいので、場所によって気温差が激しい

 

 

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天気が良い日は大学寮からヘルモン山が見える

 

そんな不思議な国イスラエル。この国と筆者の出会いも不思議なものでした。

 

今回は「イスラエル回想録」というより、筆者とイスラエルの出会いを回想しようと思います。

 

原点に立ち返る。うん、これ大事。

 

目次

 

 

1. PK 

 

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筆者の父は牧師です。そう、筆者はカッコよく言えば、「PK("Pastor's Kid" 「牧師の子供」)」なのです。両親ともに熱心で、聖書の神様のことをもっと多くの人に伝えたいと、縁もゆかりもない土地で働き始めました。最初は土地の方言が全く理解できなかったそうで、苦労したそう。そんな父も今では方言バリバリな高齢者の方々と意思疎通できるまでになりました(多分)。

 

牧師家庭で育ったこともあり、幼い頃から聖書に親しむ機会がありました。聖書の舞台は中東にある「イスラエル」、その書物の多くが「イスラエル」と「ユダヤ人」について記しています。ですから、それらの言葉は私にとって何ら珍しいものではありませんでした。しかしその一方で、現在国として再建された「イスラエル」はどこか遠い国、そして「ユダヤ人」は正直いうと宇宙人レベルの未知の存在でした(喩えがひどくてごめんなさい。)

 

2. 赦してほしい

 

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筆者は小学4年生の夏に信仰を持って、洗礼を受けました、「え。牧師の娘なんだから、生まれた時からクリスチャンなんじゃないの?」信仰は個人的なものです。また、「親が信じているからではなくて、自分で決めなさい」というのが両親のスタンスでした。

 

幼い頃から聖書の話をよく聞いていましたし、お祈りもしていました。素晴らしい両親と周りの人たちからの愛も受け、聖書に記されている「神の愛」も何となく分かっているつもりでいました。自分が「愛されている」ことは感じていましたが、その一方で聖書が語る「罪の赦し」は分かっていませんでした。

 

けれど小学生のある時期、他人と自分を比較して一喜一憂している自分の姿が本当に醜くて、情けなくて、「自分はどうしようもない人間だ」と絶望し、「こんな自分を赦して欲しい」と心に飢え渇きを持っていた時、次の聖書の言葉が私に語りかけました。

 

私の目にはあなたは高価で尊い、私はあなたを愛している。わたしはあなたを愛している。だから、わたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにする。」

イザヤ書43:4 (新改訳2017)

 

 

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そしてその時に初めて、聖書が語る「罪の赦し」、そして何よりも「神の愛」をやっと理解することができたんですね。

 

この時から、少しずつ私の内側が変えられ始めました。以前自分を苦しめていた罪悪感から自由になり、「愛されている!赦されている!」と喜びが内から湧き上がるようになりました。そして、神様の存在をより明確に知るようになったのです。

 

 

2. ずれている。

 

小中高と時たま悩みはありつつも、神様からの愛と喜びを受け取りながら平穏な日々を過ごしていました。高校では英語が好きになり、「大学では留学できたら素敵だなあ〜〜」と夢を抱きました。

 

しかーーっし、そんなに甘くはないぞ、日本の「大学受験」。もちろん勉強の大変さもありましたが、筆者の家庭では取り決めがあったのです。

 

それは「大学行くなら国公立オンリーね〜〜浪人は勘弁ね〜ははは〜(by ペアレント)」

 

うちは経済的に国公立に行かせるのがやっと。そんなプレッシャーを微妙に感じながら、(たぶん)真面目に受験勉強をしていたのでした。

 

そして、全国の高校生・浪人生が全てをかけて臨む「センター試験」の日がやってまいりました。あ〜、緊張する、その言葉の響き。「センター試験」。

 

しかし、試験本番に筆者はマーク式テストの「あるあるミス」で大失敗をしてしまったのです。

 

 

 

「... あああええ!? ずれてるうううううう〜〜〜〜〜〜〜〜?!?!?!?!?!?!?!」

 

 

 

 

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... 御察しの通り、解答欄のマークがずれていました。半分くらい。教科は国語で、理数系が苦手だった筆者は文系科目で出来るだけ点数を稼ぎたいと思っていた矢先、まさに「やってしまった」のでした。

 

ミスに気づいたのは試験終了の10分弱前、頭が真っ白になりながら修正に取り掛かりました。でも全部は間に合わなかった、いや、もうほとんど何をどうしたのか覚えていません。ただ絶望的な気持ちになっていました。

 

次の試験が始まるまでトイレに駆け込み、そこで神様に祈りました。「大変なことをしてしまいました。どうしましょう。助けてください...!!」。試験会場には先生方や友達もいました。けれど、その状況下で私が助けを求めることができたのは神様だけでした。そして何とかその日の試験を終えました。

 

3. 「恐れるな。」

 

1日目の試験を終え、帰宅。それから筆者は聖書を開いていました。何かこの状況に対して神様の言葉が欲しくて、その頃読んでいた旧約聖書にあるイザヤ書を開いていました。そして次の言葉が目に飛び込んできました。

 

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。 イザヤ書41:10 (新改訳2017)

 

この言葉が心に深く突きささり、不思議な安心感が筆者の心を包みました。そして、その日の夜はしっかりと睡眠をとり、2日目の試験を無事終えることができたのです。

 

あなたのみことばは、わたしの足のともしび、わたしの道の光です。

詩篇119:105 (新改訳2017)

 

 今思い返せば、人生の大切な節目に筆者を励まし支えてくれたのは、聖書の言葉でした。

 

4. 「長い冬」

 

その後、自己採点の結果(国語はマークがずれているとして採点)、国公立に合格する可能性はほぼ「ゼロ」であることが分かり、筆者は絶句。消えてなくなってしまいたい。自分の人生はもう終わったと本気で思っていました。

 

当時の担任には「お前は国公立は無理だ」と言われ(分かってるわっ)、聞いたこともない私立大学を勧められ... 。

 

 

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彼のことは「太宰先生」と呼ぶことにしましょう。また後で出てきます。(彼が「太宰治オタク」の国語教師であったため。)

 

しかし、「無理だ」という教科担任たちの声を振り払って「この生徒に国公立を受けさせましょう」と、なぜか校長先生が受験を許可してくださったんですね。ちなみに、筆者の高校ではセンター試験後に教師全員で生徒一人一人の自己採点を見て、受験先の大学を決めていました。

 

さすがは縦社会、ニッポン。

 

校長が「良い」って言えば、誰も何も言わなーい。そして筆者は受かるはずもない、とある国立大学を受験することになったのでした。しかしやる気がない。それはそう、受かるはずがないんですから。「『恐れるな』?もう何も感じないよ。神様だってこの状況はどうにもできないに決まってる。」と捻くれていました。

 

二次試験までの期間は勉強道具を横に置き、本ばかり読んでいました。その時に読んでいたある一冊のタイトルが、『長い冬』(ローラ・インガルス著)。

 

ふと窓から外を見ると、一面の雪、寒い、そして暗い。そしてさらに絶望的な気分になっていったのでした。

 

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5. ネス!

 

二次試験は全く緊張しませんでした。だって、落ちるって分かっていたのですから。プレッシャーも何もない。でも基本的には(たぶん)真面目な筆者。試験は自分なりにベストを尽くしてみました。

 

合格発表当日。「どうせ」と思いながらも、「とりあえず、確認してみよう」と言ってくれた父がパソコンに受験番号を打ち込みました。次の瞬間二人揃って

 

「え?」。

 

合格していました。

 

わお。

 

まさに「ネス」(ヘブ語で「奇跡」の意)。

 

しかし、父も筆者も合格した喜びより

 

「なんで?」

 

とただただ驚いていました。

 

一番驚いたのは、学校の先生方。

 

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「よかったね!」

 

という祝福の声よりも

 

「ええ!?」

 

と驚かれ(そりゃそうだ)、最後には

 

「頼むから、これから命に関わることだけは気をつけてくれよ〜」

 

と言われました。

 

筆者は今日も生かされています。

ハレルヤ〜。

 

センター試験の成績も後ほど届きましたが、国語ではマークをずらしていなかった場合の点数が出ていたのです。

 

 

 6. 「え!?イスラエルって、あの『イスラエル』!?」

 

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エルサレム旧市街地。当時の筆者のイスラエルのイメージ。

 

国立大学に入学できたにも関わらず、筆者は複雑な心境でした。

 

なぜなら、その合格した大学とは、あの「太宰先生」が「あんな大学」とか「低レベル」とかと、否定的なことばかり言っていた学校だったからです(彼は京都の某有名大卒)。

 

第一志望ではなかった大学、そして、そんな先生の言葉に影響されていた自分にとっても、当初その大学は価値の低い、自分に相応しくないと思われる大学でした。実際そんなことは全くないのですが。心が傲慢になっていました。

 

そんな葛藤を抱えながら大学生活を送っていた筆者。ある日、学内で知り合ったクリスチャンの先輩がイスラエルへ留学に行くことを耳にしました。

 

「え。イスラエルって、あの『イスラエル!?』」

 

何でも、大学はイスラエルに協定校があるらしいのです。

 

 

 続く..

 

 

 

7. おまけ

 

去年の3月ごろにイスラエルで見かけた花たち。

 

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アーモンドの木

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散り落ちた花びら

 

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大好きなミモザ

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カルメル山にて










 

 

 

 

 

 

I LOVE ぐりだー。

 

 

1.  はじめに

自分の人生でブログなんて書くとは思いませんでした〜〜。

 

(人生って分からないね)

 

インスタで記録用に載せていた

イスラエル回想録🇮🇱」

 

長文を打ち込むのが面倒になり😶

 

ブログに書くことにした次第であります。

 

(ぶろぐでびゅ〜🎉)     

 

 

...てな訳で、

 

🇮🇱イスラエル回想録🇮🇱

(※不定期)チャチャーン

 

始まりはじまり〜〜〜〜〜

 

 

 

 

  拍手〜っ!

(パチパチパチパチ〜〜〜👏👏👏)

 

 

 

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2. イスラエルのアイス

記念すべき第一回はですね、

 

私の....     

大好きな 

大好きな

大好きな

大好きな....!!

 

 

  

フローズンヨーグルト

   &アイスクリーム🍦🍨

 

 をご紹介させていただきます〜〜🏊‍♀️

 

⚠️ちなみにヘブライ語で「アイス」は「ぐりだー」גלידה

 

 

私のお気に入りはフローズンヨーグルト

これが、

めーーーーっさ

美味しいのよ〜〜〜〜〜〜^^

 

ヨーグルトが超濃厚〜

トッピングも豪華〜

(大体のお店では好きなトッピングを好きなだけのせてくれる。。)


東京みたいな都会には

専門店もいくつかあるそうだけど、

私、田舎者でして。

 

イスラエルではアイスクリーム屋さんに必ず置いている。

専門店もあるよ。

 

イスラエルでは、どのアイスクリームショップでも必ず置いているフローズンヨーグルト。専門店がオープンするほどの人気ぶりです。おすすめのトッピングはカットフルーツ、刻みチョコレート、ピーナッツバター、各種ナッツ、メープルシロップなど。

- イスラエル大使館:https://cookpad.com/recipe/4646271   

 

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ちなみに筆者は日本🇯🇵にいる時

 

「ヨーグルト🐄+熟したバナナ🍌+ハチミツ🍯」

を凍らせてジャリジャリ食べてましたー。

(普通に美味しいよ。)

 

イスラエル大使館も

お家で作れるフローズンヨーグルトのレシピを紹介しております。

(以下リンク)

 

cookpad.com

 

3. ベストなアイスクリームショップ(個人的に)

それでは、それでは〜〜

イスラエルフローズンヨーグルト&アイス屋さん

(筆者が行った)を紹介していきます^^

 

第1位 :Leggenda (レジェンダ)

 

 すごい名前をつけますよねー。

「伝説」って。

 

イタリア語で「伝説」の意なのだそう。

 

そんな Leggenda、

 

とても可愛らしい内装なのです😊

 

左側でアイスクリーム

右側奥でフローズンアイスクリーム

の注文をします🍦🍨♡

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ハイファ市内にある店舗

フローズンヨーグルト

注文の仕方:

 

1. 希望のサイズを伝える

(ある店舗ではフローズンヨーグルトの種類も選べるよん

例えば、ブルーベリー、ヤギのヨーグルト🐐、

牛のヨーグルト🐄、バニラ..などなど。)

 

2. トッピングを選ぶ

(ナッツ🥜、チョコ🍫、フルーツ🍓などから〜)

 

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3. その上からさらにフローズンヨーグルトをのせてもらう

 

4. 最後にチョコソースをかけてもらう

(ミルク・ダーク・ホワイト)

 

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フローズンヨーグルトの完成〜〜

 

 

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最初の頃は

 

「ヨーグルトに

チョコ〜?!

邪道〜〜っ」

 

と思っていましたが、

意外と合うんですよね〜〜🍫

 

そして、冷えたアイスの上からかけたチョコソースが

パリッとしてこれまた美味しい。

 

チョコソース意外にも、

自分のお好みのソースを

選んでかけることができます💁‍♀️

 

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左からキャラメル、ウィスキー、いちご、メープル、蜂蜜、タヒナー、ベリーソース

 

もちろん、

アイスクリームも美味しいです😋❣️

クレープも(好きなアイスを選べる)

 

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店員さんに言えば、

気になるフレーバーを

 味見させてくれます😉

 

(筆者は一度に5−6回味見させてもらったことも。

イスラエルでは積極的にいきましょう笑 これ重要。)

 

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ふあ〜〜〜

アイスが食べたくなってきたあ〜〜🍦

第2位 :Golda Glida (ゴルダ・グリダー)

 

「ゴルダ?...ゴルダ・メイア?😲」

 

これ分かったあなたは、

イスラエル通ですね。

 

それも、かなりの。

 

ゴルダ・メイアגולדה מאיר (Goldah Me'ir)Golda Meir1898年5月3日 - 1978年12月8日)は、イスラエルの政治家、第5代首相(在任期間1969年-1974年)であり同国初の女性首相。- Wikipedia 

 

 

ゴルダ元首相とは関係な〜く(ないのか...) 

 

「ゴルダ」

=「黄金、ゴールド✨」

 

という意味なのだそうです。

 

...「ゴールデン・アイスクリーム」か。

 

その名に恥じず、

 

このお店のアイスクリーム、

とっても美味しいです!♡♡♡

 

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テルアビブの店舗にて

 

外装も内装もシックで洒落た感じ。

好き。

 

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 あれ?

 

「GELATO」?

 

 

そう言えば、

 

ジェラート」と「アイスクリーム」の

違いってなんだっけ。

 

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ジェラート」は

イタリア語🇮🇹で「アイス」の意を持つそう

(by グーグル先生)

 

日本ではもっと細かく定められているらしい。

(乳成分🥛の占める割合とかなんちゃら)

 

へえーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

ちなみにこの窓ガラス(写真:上)にある

 

「 KOSHER

כשר (コーシャー)」

 

とは ユダヤ教の食物規定 のこと。

 

 

イスラム教の食物規定ハラール

って皆さんもよくご存知のはず。

 

ユダヤ教にもあるのです。

 

 

「 KOSHER / כשר 」

とお客さんの目に見える場所に示すことで、

 

「コーシャーを守る人たちが

安心して食べることができます!

 

と伝えているのね。

 

コーシャーのことも

またいつか書けたらいいなあ😌

 

  

そして、

とっても感動したのが、

 

乳製品を全く使用していない

チョコレートアイス❤️

(写真:真ん中)

 

お店の人曰く、

ヴィーガンのためのアイス🌿 

だとか。

 

チョコが濃厚で美味しかったのでした😋

 

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残念ながら、

Goldaのフローズンヨーグルト

食べる機会がありませんでした。。😞

 

じゃんねん。むねん。 

 

第3位 :Katsefet (カツェフェット)

 

白くて、ふわふわで、あま〜くて、

赤いイチゴ🍓がお似合いな、

 

「あの子」。

 

 

  そう。

「カツェフェット

(= ホイップ・クリーム )」

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ちなみにイスラエルの生クリームは

ホイップにするのが結構難しい。

 

 

頑張ってもクリームが結局ゆるくなる。

それがコイツ⬇️

 

 

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成功者もいたらしいが、

何をどうしたのか分からない🤦‍♀️

 

(自分はレモン汁🍋を少し入れてみた)

 

では行ってみましょー🏃‍♀️

 

カツェフェット!🍦

 

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エルサレム新市街地にある店舗

 

LeggendaやGolda

にはなかったような

クッキーとかチョコが

トッピング用に置いてありました。

甘そー。👅

 

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 せっかくだし

ヘブライ語でサイズを

言ってみよーっ🇮🇱

 

 

がどーる ( L サイズ )

べいのに ( M サイズ )

かたん ( S サイズ )

ぴつぃ ( S より小さいサイズ)

 

 

筆者は無論「がどーるっ!」

っすよ。

 

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... お友達と3人でシェアしまちた😛

 

 

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4. Ben & Jerry's (創業者はユダヤ系)?

 

アメリカ🇺🇸の

有名アイスクリームブランド。

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筆者とベンジェリとの出会いは、

約6年前 シアトル にて...

 

初めての海外一人旅。

新陳代謝も高かった

若かりし筆者がしてみたかったこと、

それはーー

 

アメリカのビッグなアイスを

一人で食べることでした。

んで、ベンジェリのブラウニー味を食べた。

500mlぐらいのサイズ。。

 

若かったネー。

 

さて、そんなベンジェリ、

日本には2012年に店舗を展開。

 

しかーし、

残念なことに

2020年に2度目の撤退が決定されたのでした😞

 

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創業者である

ベン・コーヘンさんと

 ジェリー・グリーンフィールド

さん。

 

( 楽しそう。若い時の写真ネ。)

 

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なんでも、

ベン・コーヘンさんのご両親は

ユダヤ人 なのだそう。

 

これ知ったのつい最近!

イスラエル歴7年の某友人より)

 

そして「ベン」とか 「コーヘン」とか聞くと、

ときめいてしまう筆者。

どっちもヘブライ語なんですよね〜〜😏

ベン ( ben, בן ) = 息子

コーヘン ( cohen, כּוֹהֵן ) = 祭司

 

 

世界約 27カ国 

に展開しているベンジェリ🌍😲

 

実はその工場、

アメリカ🇺🇸以外には

オランダ🇳🇱とイスラエル🇮🇱

の2国にのみあります。

 

そして!

なーーーんと、イスラエル🇮🇱には、

国内限定フレーバーがあるのです!

それがコレ↓

 

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 ハロセット味

 

ユダヤの3大祭りの一つである

過越の祭り」

 

その食事の際に食べる

甘いフルーティーなディップのことを

「ハロセット」と言います。

 

細かいことは以下参照♡

 

ハロセットは、イスラエルの人々が、過ぎ越しの食事をするときに、種無しパンなどと一緒に食べる、果物やナッツなどで作るディップです。色や形はまるで粘土のようで、モーセの時代、イスラエルの人々がエジプトで奴隷として課せられた日ごとの作業であるレンガ造りの泥と、モルタルを象徴しています。(Bridges for Peace Japan:https://www.bfpj.org/know/recipe/?id=1

 

 美味でした😋

 

興味ある方はこちらの記事もどうぞー👇

「いかにBen & Jerry's が

イスラエルのアイスクリーム界に

衝撃を与えたか」

 

www.israel21c.org

 

 筆者の故郷は田舎です

 

が、

 

なぜか地元のスーパーにあったんです。

ベンジェリのカップアイス。

ギリギリ、

日本での食べ納めに間に合うか、否か...🏃‍♀️

 

5. I LOVE ぐりだー。

ま、そうゆうことです。

 

あい・らゔ・ぐりだー

.

.

.

 

あにー・おへゔぇっと・ぐりだー

.

.

.

.

アイスクリームが

大好きだ。

そしてイスラエル🇮🇱が好きだ。

 

 

 

お粗末様でしたー。

 

おまけ 

イスラエルからヨーロッパー

はとても近い✈️

 

 どいちゅらんど🇩🇪にて:

 

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左:スパゲティアイス 右:チョコミント(私はチョコミン党)

 

ポーランド🇵🇱にて:

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ワルシャワの旧市街地にて